Huarache sandals
05 31, 2019 | Posted in 靴教室
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サンダル、できました。

ワラーチサンダル。
メキシコの走る山岳民族が履いているサンダルを起源とし、
ベアフット(素足)ランナー界ではかなり知れ渡っているサンダル。
走れるサンダルです。
工房にもベアフットランナーの方がいらっしゃり、
今回、ワラーチサンダルを作ってみました。
まずはソールに直接足の型を書き、紐を通す穴を記します。

穴を開けたら、紐を通します。


紐は4mmのパラコード。

あっという間に完成です。
写真だと紐が緩そうですが、これがいいそうです。

完成後すぐ、工房の外に走っていきました。
帰ってきて、紐の長さ締め具合を調整し、また走って行きました。
履きご心地の感想としては、かなり素足に近いそうです。
当然ですが、もともと人間は素足で生活していた生き物。
人間の体は素足で行動できるようデザインされています。
近代、靴を履くことによって快適性やファッション性を得てきましたが、
誰もが持っていた、素足で歩いたり走ったりする機能や技術が失われたかもしれません。
素足で走ることにより、膝等の故障が減ったという話を聞きます。
靴を履くことにより動きに制限がかかり、バランスが崩れトラブルが体に出るようです。
靴作りワークショップをしている身としては複雑な気持ちです。
靴を履かずに生活できるのも一つの理想かもしれません。
しかし、人工物に覆われた現代の社会生活には靴は必要不可欠なのも事実です。
今回、ワラーチサンダル作りをみて、やっぱり素足基準がいいなと思いました。
素足の機能をなるべく生かす靴を作れるよう頑張っていきたいです。
それにはまず、自分もワラーチサンダルを作って履いてみなければ。

ワラーチサンダル。
メキシコの走る山岳民族が履いているサンダルを起源とし、
ベアフット(素足)ランナー界ではかなり知れ渡っているサンダル。
走れるサンダルです。
工房にもベアフットランナーの方がいらっしゃり、
今回、ワラーチサンダルを作ってみました。
まずはソールに直接足の型を書き、紐を通す穴を記します。

穴を開けたら、紐を通します。


紐は4mmのパラコード。

あっという間に完成です。
写真だと紐が緩そうですが、これがいいそうです。

完成後すぐ、工房の外に走っていきました。
帰ってきて、紐の長さ締め具合を調整し、また走って行きました。
履きご心地の感想としては、かなり素足に近いそうです。
当然ですが、もともと人間は素足で生活していた生き物。
人間の体は素足で行動できるようデザインされています。
近代、靴を履くことによって快適性やファッション性を得てきましたが、
誰もが持っていた、素足で歩いたり走ったりする機能や技術が失われたかもしれません。
素足で走ることにより、膝等の故障が減ったという話を聞きます。
靴を履くことにより動きに制限がかかり、バランスが崩れトラブルが体に出るようです。
靴作りワークショップをしている身としては複雑な気持ちです。
靴を履かずに生活できるのも一つの理想かもしれません。
しかし、人工物に覆われた現代の社会生活には靴は必要不可欠なのも事実です。
今回、ワラーチサンダル作りをみて、やっぱり素足基準がいいなと思いました。
素足の機能をなるべく生かす靴を作れるよう頑張っていきたいです。
それにはまず、自分もワラーチサンダルを作って履いてみなければ。