hand sewn welted
07 13, 2017 | Posted in 靴教室
0 Comments
縁あって、仙台の靴職人の方に来ていただき、
手縫いで靴底をつける会が催されました。
半世紀以上、靴職人として腕をふるい、
今でも靴屋を営んでる方です。
まだ強力な接着剤がない時代、靴底は縫い付けるしかなく、
いろんな技が生み出されたようです。
興味のある人たちが各々アッパーを作って集まり、
職人さんを中心に当時の貴重な話を聞きながら、
ワイワイと手を動かしました。
今回は出し縫い、ヒールの積上げ、仕上げでした。









機械も使わず、接着剤もあまり使わず、
なかなかエコで、地球にやさしい。
けどその分、人の担う役割が大きくなり、技術が必要です。
早く綺麗に作るには、相応の修行が必要です。
修行を経て、一人前の靴職人として、
長きに渡り仕事をしてきた方の技術を間近で見られるのは、
とても幸運なことでした。
ひとつひとつの動きはとても力強く、洗練されてます。
慣れないと、時間ばかりが過ぎてしまうけど、
自分の履く靴にじっくり向き合うのもいいものです。